パチンコ 釘読みのコツを解説!これで勝てる台の選び方がわかる!

2022年7月11日 当サイトにはプロモーションが含まれます

パチンコの釘読みのコツを実機を使って初心者向けに解説。命釘、寄り釘、風車周辺、道釘、ジャンプ釘、ワープルート、アタッカーなどの釘の見方がわかれば勝てる台の選び方がわかります。

パチンコ釘読みのコツ

パチンコの釘読みは実は簡単なのです。釘を見るということは、パチンコ玉の身になって考えればいいだけ。釘の基本を頭に叩き込もう!

パチンコの釘読みは実は簡単

釘を見るということは、パチンコ玉の身になって考えればいいだけ。どういうことかというと、物体が何か狭いところをくぐりぬける時は、広い道を好んで通過するのです

下の図1で見てみるとわかりやすいと思うのですが、この図はパチンコ台の釘を上から見たところです。釘は左側に叩かれている状態です。釘をこのように調整すると、玉はAよりもBの方向に流れるようになります。ヘソ(チャッカー)が右方向にあるとしたら、ヘソの方向に流れやすくなるわけですね。

図1

kihon01上の図1は釘を左右に調整することで玉の流れがどうなるかを説明しましたが、次(図2)は釘を上下にすることで玉の流れがどうなるかを説明します。

図2

kihon02図2は、釘を横から見たところです。Aの釘は上に調整、Bの釘は下に調整しています。まず、Aの釘では玉は釘にあたった後に盤面の方向に行き、玉の勢いが殺されます。Bの釘では玉は釘にあたった後、ガラス面の方向に行き、玉が暴れます。ですから、釘を上にすると、玉の勢いが殺され、釘を下にすると玉の勢いが増すのです。

ここで釘読みとは、0.1ミリ単位の釘の動きを読めということではありません。
素人が見ても明らかに動いていると思うぐらいでないと回ってくれません。
なのでちょっと釘のポイントを押さえておくだけで台の良し悪しが大体わかるようになるのです。

初心者向けパチンコ釘読みのコツ

では、パチンコの釘読みのコツを解説いたします。部分的に実機の釘の画像を掲載しておりますので現場でもイメージしやすいかと思います。

(1)ヘソ(命釘)の釘読み

パチンコ初心者の方はまずはヘソの釘を見るようにしましょう。それからレパートリーを徐々に広げていけばいいです。釘を読む人は減ってきていると言われているので、マスターすればライバルに対してアドバンテージを取ることができるのです。

パチンコにおいてはこのヘソに入らなければ話になりません。ヘソで出玉を調整する店も多いので初心者は一番先に見るようにしましょう。

まず、ヘソの位置を確認しておきましょう。図の中央デジタルの真下にあるところがヘソと呼ばれる中央チャッカー(スタートチャッカー)です。命釘とも呼ばれています。

盤面の中央部分やや下あたりに位置しています(上の図では「天才」の上がヘソ釘です)。ここに玉が入ると液晶のデジタルが回り、大当たりの抽選を行います。

上の画像では私の方でヘソをガバ開きにしておきました。普段はこんなに開いてはいませんが、これだけ開いていれば最高です。

初心者の方はまずはここを見ることを優先して下さい。

ツメを使ってヘソの幅を見ろ!

ここで、ヘソの開き具合を比べる時のコツですが、親指の爪を利用するといいです。パチンコ台のガラスの上からでいいので、親指のツメをヘソに合わせて、開き具合をチェックします。その時、ツメを定規替わりにしてヘソの長さを覚えるのです。

爪に細いマジックで目盛りをつけておくとさらに幅を把握しやすいですよ

このテクニックを使ってカニ歩きで高速でヘソの釘をチェックすることができます。釘が良い台は比較することでわかるのです。

良い台にはライターを置いて仮押さえしましょう!ただし置きすぎはダメですよ(^^♪。

ヘソ釘の段差にダマされるな!

ヘソ釘の左右の釘に段差をつけられている場合ですが、下図のように左の釘より右の釘を上げると左側から来る玉の入賞率が高くなります。

私の方でわかりやすいように調整しましたが、普段はこんなに段差はないです。

通常は左から来るルートが多いので図のような調整ならば入賞率が高まるわけです。

別アングルからも確認してみましょう。

右側から覗き込んだ感じです。

風車(道釘)付近から来た玉がヘソに入りやすくなっているのがわかるでしょうか。

ここを逆調整されると入賞率が落ちます。ヘソ釘を左右で段差つける店はあんまりないですが、初心者は見落としがちなので念のため気を付けて下さい。

ヘソ釘が良くても寝かせ次第で入賞率は下がる

ヘソ釘については台の寝かせについてもすごく重要です。寝かせというのは台全体の傾斜です。ヘソ釘が開いていても台をネカセられると(台上部を奥に傾斜させる)、玉が盤面を這うように移動しますでの、玉が釘に引っかかりやすくなってしまうのです。

下図を見てください。これは命釘を真上から見たところです。台を寝かせられると、玉はAよりもBの方を通ろうとして、はねられてしまうのです(入賞率低下)。

nekase

初心者の方は傾斜率まで気にする必要はないかと思いますが、ヘソが開いているのでなかなかチャッカーに入らない場合はネカセが原因であることも考えられます。

パチンコ台のネカセ判定は100円ライターでできる

台の傾斜が100円ライターを盤面に貼り付けてチェックすることもできますが、監視カメラを気にしてか最近はやってる人も見たことがありません(^^♪。

ちなみにライターを使ったネカセの判定は下図の通りです。

水面は常に水平を保とうとするので、台上部を奥に寝かせるほど液体水面とライター側面の角度は大きくなります。

(2)風車の釘読み

風車は羽根物の方が調整されることが多く、デジタル機では無調整ということも少なくないのですが、風車だけで玉の流れを一気に変えることができるので釘読みだけはマスターしておきましょう

風車付近は下のような調整がベストです。これと逆だと風車左下に玉が落ちてしまいます。

このように調整すると玉は中央の方に寄りやすくなります。風車自体が左向きに調整してあればいうことないですが、あんまりないですね。

それと、風車の見方ですが、正面からだとわかりにくいこともあるので、真上からのぞき込むように見ることをおすすめします。基本的に釘読みは正面、真横、真上からのぞき込むことが重要です。時には腰を落として見るのです。立ったまま見ている人が多くいますが、それでは微妙な釘調整がわからないこともあります。

(3)道釘の釘読み

寄り釘の下からヘソ釘の手前まで連なる釘を道釘といいます。最近のデジパチは液晶が非常に大型化して、昔の機種と比べるとこの道釘が非常に長いものとなっています。

それゆえ風車方向からある程度の勢いがないと道釘上で力尽きてしまい、下の図で言えばAやBの隙間から玉が落ちてしまい、命口までたどり着かなくなってしまいます。

理想的にはAとBの空間を埋めるような釘調整がベストですが、無調整でもここは良しとします。マイナス調整であればその台はパスです。

左右対称ゲージなら右打ちも効果があることもある

最近のデジタル機は左右非対称ゲージ構成が増えてきましたが、左右対称ゲージ構成の台があった場合、左側の道釘がマイナス調整でも右側の道釘がプラス調整かノーマル調整になっていることがありますので、甘釘であれば右打ちも試して見る価値があります。

私は昔、右の道釘や寄り釘が甘い台を探して右打ちして打っていたことがありました。これは、店の釘を打つ人が右側の釘まで調整する時間がないか、面倒臭いのでいじらないといったケースが考えれます。

(4)ジャンプ釘の釘読み

ヘソ釘の斜め下方向にあるのがジャンプ釘です。下の画像で言えば矢印が右斜め上に向いてるのがそうです。

風車付近から道釘を経由してヘソに入る最後の関門です。ここの釘も結構重要です。

ちなみに、なぜジャンプ釘と言うかというと、このジャンプ釘に当たった玉が跳ねてヘソに届く働きがあるからです。

個人的にはジャンプ釘ほど曲者の釘はないと思っています。この釘次第では他が開いていてもヘソに入らないことがあるからです。

ジャンプ釘は上げ過ぎも下げ過ぎもダメ

基本的に上げ釘内寄せ調整(上図参考)が良いのですが、ゲージ構成によっても異なります。

ただ、この釘が上げすぎだと壁となって玉がブロックされてしまい、ヘソに届かないことがあるので適度な調整であることが望まれるでしょう。

逆に下げられてしまうとヘソに届かずにジャンプ釘と命釘の間から玉がポロポロと落ちてしまいます。

ゲージによってはノーマル調整でも可

店はジャンプ釘は左側だけいじる店が多いです。なので右側の釘と比較することでジャンプ釘がプラス調整になっているか、マイナス調整になっているかがわかる場合もあります。

ちなみに、ジャンプ釘と命釘の高さにそれほど差がなければ、特に上向きである必要もなくノーマル調整で十分です。

台の作りにもよりますが、ジャンプ釘の調整によっては玉がステージ上に乗りやすくなることがあり、そのステージからヘソに入るというルートをたどることもあります。ジャンプ釘→ヘソというルートだけでなく、ジャンプ釘→ステージ→ヘソというルートもあるということです。その辺も含めて釘調整と玉の動きを見極めることが上級者への道と言えるでしょう。

寝かせで錯覚することも

ここで注意したいのがネカセです。ジャンプ釘が上げ釘のように見えても台のネカセによって錯覚をおこすことがあるということ。

台の上部を手前に出すようにネカセの調整を行えば、上げ釘でも水平に見えたりする。この辺を初心者が見分けるのは厳しいですが一応覚えておいてください。

(5)ワープルート周辺の釘読み

パチンコ台において、ワープルートとは風車や道釘を経由せず、別の入り口から入って中央ステージ経由でヘソ(チャッカー)に入る仕組みのことです

ワープルートの台は調整ポイントが絞りやすく、0.25ミリ単位などという微妙な調整は必要ないので見る方としても簡単です。

ま、あまりワープルートを甘くする店は多くはありませんが、一応知っておいたほうがいいです。

まずはワープルートの入口と出口を確認しておきましょう。ワープルートは全ての機種にあるわけでもなく、入口の位置も機種によって違います。下のはCR天才バカボンです。

ワープルート入口付近からチェックする

まずはワープルートへの入口付近の釘からのチェックです。図のような調整の釘であればいいでしょう。

逆方向ならば厳しい調整となります。ワープルートは台によって入口が異なったりしますが、とにかく入口付近の釘を開けているかどうかがポイントなのでシンプルです。

今回も私の方で理想的な釘調整にしております。

この機種の場合はスルーチャッカー真横にワープルート入口がありますが、矢印のような調整だとワープルートに玉が入りやすくなります。

このような調整であれば風車付近やヘソが渋くても入賞率が高くなることもありますので見逃せません。

(6)アタッカー周辺の釘読み

まず、アタッカーの位置を確認しておきましょう。中央チャッカー(スタートチャッカー)の真下にある長方形の部分がアタッカーです。大当たりしたら玉がジャンジャン入るところです。

Aの釘が重要です。

この釘が右か左かでアタッカーへの入賞率が変わります。

具体的に言うとAの釘を右、Bの釘を左に調整するとAとBの間が広くなりアタッカーへの入賞率が下がります。

逆にAC間を開ければプラス調整となります。

悪い調整を少し上からのアングルで見てみましょう。

私の方でわかりやすいようにかなり大胆に釘を動かしていますが、画像のような調整をされてしまうと玉がアタッカーに入る前に左上から脇にこぼれてしまい入賞率が下がります。

アタッカー周辺の釘をこのように調整する店はオススメできません。私に言わせればとてもいやらしい調整に見えます。

ま、ここまで露骨な調整はそうそうありませんが、先ほどの画像のAの釘を右側に動かされているような台は警戒してください。

昔の機種はパンクがあった

実は昔の機種においてアタッカーにちょっとやっかいなところがありました。アタッカー内入口付近にVゾーンがあって、ここに入らないとアタッカーが一旦閉じた時にパンクといってアタッカー開閉が終了してしまうのです。

つまり、その段階で大当たりが終了になってしまっていたのです(簡単に言うと)。

なので、アタッカー周辺の釘が渋いとパンクしやすかったです。私も実際にパンクしたことが数回ありますが目の前が真っ暗になりますし、頭にきます。

特に早い段階でパンクしてしまうと出玉が大幅に減ります。

しかし、2004年の規則改正でVゾーンの設置が不要となり、一定の秒数でアタッカー開閉を繰り返すのでパンクというものがなくなりました。

パチンコ釘読みは理論だけではダメ

以上、簡単ではありますがパチンコの釘読みについて解説させて頂きました。

しかし、釘読みは理論だけではダメで、現場で場数を踏まないと上達していきません。

ポイントを簡単にまとめると以下の通りです。

釘読みは実地訓練も必要

・釘が良くても回らない台がある(試し打ち必要)

・店による釘調整パターンを知る必要がある(全ての釘を動かさない)

・店選びも必要(全台渋釘の店で釘読みしても意味なし)

釘読みでは絶対に妥協してはダメです。いくら理論を学習しても現場で妥協してしまっては何の意味もありません。このことを胸に刻みパチンコの勝率を少しでも上げて頂きたいと思います。

パチンコ店に釘の甘い台がない場合はどうする?

自宅周辺のどのパチンコ店でも甘い釘がない場合というケースも考えられます。バイクやチャリで行けども行けども全然そんな店がないなんてこともあるでしょう。

そういう場合は少しぐらい釘が渋くてもいいので好調台で勝負するようにすれば勝率を上げることができます。これは確率の波ができるだけ右肩上がりになっている台を選んで勝負するということです。

全ての店の波を読むことはできませんが、こちらを使うことで一台一台調べることもなく知ることができます。釘読みが通用しないお店で勝負する方におすすめです。

では、ご検討をお祈り致します。

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