ギャンブル依存症は病気です
2025年12月13日 当サイトにはプロモーションが含まれます
パチンコは一定のルールを守れば楽しい娯楽ですが、 コントロールを失うと生活に深刻な影響を及ぼすことがあります。
ここでは、ギャンブル依存症という病気にならないための 自己防衛の心得をまとめました。
ギャンブル依存症の基礎知識
ギャンブル依存症は国際的に医学的な病気として認められた精神疾患で、 特定の性格の人だけが発症するわけではなく、誰でもかかる可能性があります。
国内では、ギャンブル依存症の疑いがある人は約320万人と推定され、 その多くがパチンコ・パチスロをきっかけに問題を抱えています。
依存症に共通する傾向と特徴
ギャンブル依存症は自覚がないまま進行しやすいことが特徴で、 「自分は大丈夫」と思っている人ほど危険です。
本人がコントロールを失っても、当人にはその自覚がないため、 周囲が止めても続けてしまうことがあります。
依存症を防ぐための自己管理方法
飲酒後の遊技は絶対に避ける
アルコールは判断力と理性を低下させます。 酔っている状態では、あらかじめ設定した予算・時間・やめ時を 守ることが難しくなります。
少しでも飲酒している日は、ギャンブルを控えましょう。
生活資金に手をつけるのは禁止
家賃・光熱費・食費などの生活費に手を出すのは絶対に避けてください。
生活資金を使ってしまうと、焦りから負けを取り戻そうとする悪循環が始まります。
「失っても生活に影響しない範囲で遊ぶ」これが最重要です。
負けたときの“取り戻し投資”をしない
負けていると「取り返したい」という気持ちが強くなり、 ATMに向かうことがありますが、これは依存症の典型的サインです。
感情的になっている時の追加投資は勝率が下がり、被害だけが広がります。
あらかじめ勝ちの目標金額と 損失の限界ラインを設定しておくことで、自制しやすくなります。
怒りに任せた行動はトラブルの元
ハマりは誰にでも起こりますが、怒りに支配されて行動すると、 台を叩いたり、物に当たったりして、器物損壊など法的問題に発展します。
感情が高ぶったら、席を離れて休憩し、冷静さを取り戻しましょう。
依存症が進行したときの危険性
借金・多重債務などの経済的破綻
依存症が進むと貯金を使い果たし、 借金 → 多重債務 → 信用情報の悪化 という悪循環に陥ります。
家庭・仕事・人間関係への深刻な影響
嘘や隠し事が増え、家族や友人との信頼関係が壊れ、 社会的にも孤立しやすくなります。
違法行為に巻き込まれるリスクの増加
資金繰りに困ると、 違法アルバイト(詐欺の出し子など) に誘われやすくなり、犯罪に巻き込まれる危険が高まります。
どんなに甘い言葉でも、絶対に応じてはいけません。
相談窓口と支援サービス一覧
1.ギャンブル等依存症対策全国センター|公的情報+医療機関検索
国が依頼して運営されている、ギャンブル等依存症の総合情報サイトです。 依存症の基礎知識、セルフチェック、治療方法、回復プログラムなどが わかりやすく整理されています。
また全国の専門医療機関・相談窓口を検索できるため、 「どこに相談したらよいかわからない」という人に最適です。
本人だけでなく家族向けの支援情報も充実しています。
公式サイト: https://www.ncasa-japan.jp/
2.リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)|専門カウンセラー常駐の相談窓口
パチンコ・パチスロ業界が支援する全国規模の相談窓口で、 経験豊富な専門カウンセラーが直接対応することで知られています。
完全匿名で相談できるため、家族・友人にも知られずに相談できます。 本人の相談はもちろん、家族からの相談にも丁寧に対応しています。
必要に応じて、地域の専門医療機関や自助グループ(GAなど)も紹介してくれます。
電話相談:0120-683-705(無料・年中無休 10:00〜22:00)
公式サイト: https://rsn-sakura.jp
3.精神保健福祉センター|都道府県の無料相談窓口
都道府県に設置されている公的相談窓口で、 ギャンブル依存症についても無料で相談可能です。
必要に応じて、治療を行っている医療機関や、 依存症支援の専門プログラムを紹介してくれます。
検索例:「〇〇県 精神保健福祉センター」
4.法テラス|借金問題を抱える方向けの法律相談
ギャンブルによる借金・督促・返済困難などの問題がある場合、 国の法律支援機関「法テラス」で無料法律相談が受けられます。
任意整理・個人再生・自己破産など、 借金を整理するための法的手続きを弁護士や司法書士に相談できます。
経済的に苦しい状況でも利用しやすい制度です。
公式サイト: https://www.houterasu.or.jp/
早期相談がもっとも効果的です
ギャンブル依存症は「意志の弱さ」ではなく 医学的に認められた脳の病気です。
「やめたいのにやめられない」と少しでも感じたら、 恥ずかしがらず、早めに相談窓口を利用することが回復の第一歩です。
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