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パチンコ店で出禁になる理由まとめ|実例で分かる危険行為と注意点

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パチンコ店は、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)に基づいて運営されており、すべての遊技客が安心して公平に楽しめる場所でなければなりません。この秩序を乱す行為に対して、店側は最終手段として「出入り禁止(出禁)」という措置を取ります。

出禁となる理由は単なるマナー違反に留まらず、悪質な場合は犯罪行為として警察に通報され、人生を左右する事態に発展します。本記事では、パチンコ店で出禁となる具体的な理由を詳細に解説し、遊技客が知っておくべき法的リスク、そして快適な遊技のための心構えを徹底的に深掘りします。

1.犯罪行為および店の根幹を脅かす行為

これらの行為は、店の資産や利益に直接的な損害を与えるため、発見次第、即刻警察に通報され、当然ながら出禁が確定します。

1-1. ゴト行為(不正行為)とその手段

「ゴト」とは、遊技台を騙し、本来得られないはずの出玉を不正に獲得しようとする犯罪行為です。現在の遊技機は高度なセキュリティシステムで守られていますが、ゴト師は常に新たな手口を試みてきます。

  • ガラスを開けてヘソ釘をいじる: 遊技台の前面ガラスを特殊な道具でこじ開け、入賞率に直結するヘソ周辺の釘を不正に曲げる行為。物理的な破壊行為であり、器物損壊にもあたります。
  • 裏ロムの仕込み: 大当たり確率などを不正に操作するプログラムが組み込まれた基板(裏ロム)に、正規のロムをすり替える行為。事前に台の鍵や構造を把握している必要があり、組織的な犯行が多いです。
  • 磁石で玉を誘導する: 強力なネオジム磁石などを使い、玉の流れを操作して入賞口へ導く行為。最新機種は磁石対策が施されていますが、古い機種や特定のポイントで試みられることがあります。
  • 体感器による大当たり狙い: 特殊な振動や音の周期を読み取る機器を使用し、タイミングを合わせて打ち出すことで抽選結果を操作しようとする行為。これも不正な補助具の使用にあたります。
  • ジェットカウンター詐欺: 出玉を計数する機械(ジェットカウンター)のセンサー部分に細工を施し、少ない玉数で大きな玉数として計上させる行為。

これらの不正行為は、詐欺罪や窃盗罪として刑事罰の対象となります。

1-2. 窃盗・盗難行為

店内での窃盗行為は、遊技客間の信頼を破壊する行為です。

  • 他の客の出玉・持ち物の窃盗: 席を離れた客の玉箱や、上皿の玉、放置された荷物などを盗む行為。
  • ICカードや現金の窃盗: サンドに挿入されたままの他人のICカードや、返却されずに残っている現金を盗む行為。カードの残高を不正に利用した場合は、電子計算機使用詐欺罪などに問われる可能性があります。

1-3. 施設・設備の損壊

遊技台、椅子、トイレ、壁、自動販売機など、店内の設備を故意に破壊する行為。器物損壊罪として処理されます。

  • 台への暴力行為: 遊技の結果に腹を立て、台の液晶画面やボタン、ハンドルなどを激しく叩いたり蹴ったりする行為。

2.スタッフ・他客へのハラスメントと暴力

スタッフや他の遊技客の尊厳と安全を脅かす行為は、店の秩序維持のために即座に排除されます。特に従業員へのハラスメントは、企業の安全配慮義務の観点から非常に厳しく対処されます。

2-1. スタッフへの暴言・暴力・威圧行為

自身の遊技結果や、台のトラブル対応が遅れたことなどを理由に、店員に対し不当な圧力をかける行為です。

  • 暴言・罵倒: 侮辱的な言葉を投げつける、人前で長時間大声で叱責するなど。悪質な場合は名誉毀損罪や侮辱罪にあたります。
  • 威圧・恫喝: トラブル対応中の店員に対し、体を極端に近づけたり、大声で怒鳴りつけたりして恐怖心を煽る行為。
  • 威力業務妨害: 暴言や威圧的な態度で、店員の業務(玉運び、トラブル対応、景品交換など)を妨害し、店の正常な営業を停滞させる行為。

2-2. 女性スタッフへのセクシュアル・ハラスメント

ホールスタッフやコーヒーレディなど、女性従業員へのセクハラ行為は、即時出禁となる重大な理由です。

  • 性的な言動: 容姿や服装に関する不適切な評価、性的な冗談、執拗な連絡先の要求など。
  • 身体的接触: 許可なく身体に触れる、通路を塞いで無理に会話を続けるなど。
  • コーヒーレディーなどの盗撮: 勤務中のスタッフを無断で撮影する行為は、プライバシー侵害や迷惑行為防止条例違反にあたります。

2-3. 他の客とのトラブル

遊技客同士のトラブルも、店の秩序を乱す要因です。

  • 暴力・喧嘩: 他の遊技客に対し暴力を振るう行為は、傷害事件として警察案件になります。
  • 執拗なクレーム: 他の客の遊技方法やマナーに対し、過度に執拗にクレームをつけ、遊技を妨害する行為。

3.遊技規則の重大な違反と不正の誤解

故意に店のルールを破り、利益を得ようとする行為は不正と見なされます。また、知らずに行った行為が不正を疑われる原因となることもあります。

3-1. 玉の不正な利用

  • 玉の持ち込み不正(換金率悪用): 低換金率の店で借りた玉を、より高換金率の系列店へ持ち込み換金しようとする行為。出玉の出処を誤魔化す不正な換金行為にあたります。
  • ジェットカウンターでの不正行為: 景品交換の計数機に不正な玉を混ぜるなど、計数システムを騙そうとする行為。

3-2. 遊技台の不適切な占有と不正の疑い

  • 長時間離席(台の占有): 玉を借りた状態で、休憩所以外の場所で長時間席を離れる行為。他の客の遊技機会を奪うだけでなく、不正行為の疑いをかけられる原因にもなります。
  • 友人への玉貸し・両替: 自分の台やカードを使って、他の客に玉を貸したり、両替したりする行為。これは店内での現金賭博行為や換金行為を疑われるリスクがあり、ほとんどのホールで厳禁とされています。

4.一般マナー違反と店のイメージ問題

即出禁にはならないものの、繰り返しの注意を受けても改善が見られない場合や、店の品位を著しく下げる行為は、出禁につながる可能性があります。

  • 過度な騒音・大声: 状況に見合わない大声、大音量でのスマートフォン利用など。
  • 不衛生な行為: 灰皿や床への吸い殻やゴミのポイ捨て、飲食物の放置、著しく不潔な状態での来店(店のイメージを悪くする客)など。
  • 徘徊・ハイエナ行為: 席が空くのを長時間待ち構え、他の客に不快感や圧迫感を与える行為。
  • 泥酔状態での遊技: 泥酔して来店し、他の客やスタッフに絡むなど、正常な遊技ができない状態での行為。

【補足】勝ちすぎる客は出禁になるのか?

「パチプロ」と呼ばれるような、極めて高い技術や知識で継続的に勝利している客が、単に勝ちすぎているという理由だけで出禁になることはありません。しかし、過度な技術介入(極端な止め打ちや捻り打ちなど)が台の設計意図を超えていると店側が判断した場合や、組織的な大人数での来店が他の客の遊技機会を奪っていると判断された場合、営業妨害として出禁(入場拒否)となる可能性はあります。ただし、これは非常に限定的で稀なケースです。

5. まとめ:出禁を防ぐための心構えとスタッフへの敬意

パチンコ店で出禁となる事態を回避するための基本原則は、「法令の遵守」「店のルールの尊重」「他者への敬意」の3点に集約されます。

  • 基本ルール厳守: 不正行為は絶対にしない。たとえ冗談でも、スタッフへのセクハラや暴言は厳禁です。
  • 残金・持ち玉の管理: 席を離れる際は、必ずICカードや残金を回収し、不正利用や盗難の標的とならないように自己管理を徹底しましょう。
  • 店員には感謝を伝えよう: トラブル対応や景品交換、日々の清掃など、スタッフは遊技環境を支えるプロフェッショナルです。対応を受けた際は、一言「ありがとう」と伝えるだけで、店員との良好な関係を築き、気持ちよく遊技を続けることができます。

遊技客一人ひとりの意識が、ホール全体の秩序と快適さを守ります。ルールとマナーを守り、大人の遊びとしてパチンコを楽しみましょう。

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